Fri.09.26.2014 |
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ゲームレビュー
「ruf」さんより『ユメミルクスリ』感想記事
こんにちは ぽんさー です。
さて、今回は
「ruf」さんより2005年12月22日発売の
ユメミルクスリ
感想記事 を書いていこうと思います
あ、廉価版のほうは2009年3月19日に発売です
あと
ここからは ぽんさー の感覚で捕らえたものが書かれるので
現実の商品の話とは
齟齬が発生する場合があるかもしれません。
あらすじ
何事もそつなくこなしてしまう“俺”は……ごく普通の少年。
イジメられたこともないし、加担したこともない。
うまく“その他大勢”の一人として、のらりくらりと暮らしている。
そんな日々を、どこか虚しく感じてしまうお年頃でもある。
だけども、毎日が楽しくないわけじゃない。
それなりに遊ぶし、バイトもしてるし、勉強は最小限にして彼女だって……それはまだだけど。
童貞だって……それもまだ持ってるけど。
退屈と言ってしまうと語弊がある。さりとてうまい言葉が見つからない。
ドラマの主人公は、濃い。
主役なのだから当然だけど、なんだか凄い人生を歩むし、すごい考え方をしたりする。
すごいヒロインとすごい修羅場になったりする。
一方“俺”も世界でただ一人だけなのに……その色は透明に思える。
……これでいいのか?
俺劇場の主人公にふさわしい、突飛なストーリーが必要なんじゃないのか?
けど自分に濃厚ストーリー様が自然にはやって来ないと知っている。
終わり見えてる。
限度見えてる。やばいと思う―――けど、そんなもんかと諦めている。
“俺”は、ある時、3人の風変わりな少女と知り合う。
3人は本当に変わり者で、有り体に言ってズレていた。浮いていた。
そんな内角低めの女の子には近づくべきではないと俺の体は警告を発するのだが……なっちゃった、友達に。
だからもう遅い。
こうして、普通であることを維持しつつ、あり得ない性格の女の子たちと交流する日々がはじまる。
クラスで総スカンをくらっている女、
ヤク決めて繁華街で妖精を名乗るサイケな夜遊び娘、
そしてすっげえ秀才なのにひたすら将来から逃げ続けることに頑張る先輩。
そんな四人のいまどきっ子が、手を取り合って落ちていくですぅ。
らしいです
途中まで語り口調だったので主人公な加々見公平くんの自分語りかと思ったら
ですぅってなんだよ!!
感想
はじめに
このゲームではイジメ・合法ドラッグとかがでてくるので
そこらへんが苦手な人は・・・ちょっと我慢すればいけると思います
実際ぽんさーはこれらの話とか暗いな話とかが苦手ですが
最後はやってよかったと思いました。
オススメのクリア順は
白木あえか が最後であれば何でもいいと思います。
はい、というわけでキャラルートの話です。
桐宮弥津紀 (きりみやみづき)
CV:一色ヒカル
成績は抜群。ちょっと天才肌な先輩。
表面は凛々しく美人だが、実はかなりダメ人間。将来について病的に怯えている。
しかし、しっかり者として見られることが多く、本人もそういうキャラを維持している。
というわけでおっぱい先輩枠です。
私服でも縦セーターともうお姉さん枠をがっちりと掴んできます
何でもできる能力を持っているんですがなんやかんやと責任を持とうとせず逃げ回ります。
理由もきちんとあるんですよ!?
自分の未来をまったく想像できないからきっと近いうちに死ぬんじゃないか、
だったら楽しいことやスリルがあることをやってその喪失感を補おうと!!
そんな風に残り時間が短いと想っているのにやりたくない仕事をやってられるわけがないと。
そういったわけなんです!!!
なんとなくわかる気がします!!
個別ルートの途中で
いきなり外国にいってカジノで大稼ぎして、そのまま高級ホテルで
体によろしくないトリップするお薬をつかってやるシーンでは
ちょっとなんかすごい感じでした・・・
もちろん赤いドレスの先輩の美人っぷりもですけどね?
薬での神経のぶっ壊れっぷりとか、そのあとに自分の神経が麻痺していて
疲れがたまっていることが頭で理解できずに過労で倒れてしまったりした話とか
うぉぉーこえぇぇぇ!!って思いました。
危ない薬、ダメ、ぜったい!!
あとはこっそり主人公の部屋に外からやってきたときの
ベランダの柵を越えようとしてでも足が滑りそうな先輩とかもかわいいんですが
最高なのはEPのところですね!!
主人公との間に子供ができたことで、その子の未来を考えないといけなくなりったときに
同時に自分の未来も考えなくてはいけなくなったあのテンパリようと
そのあとに子供が生まれて、その子供と一緒に昼寝をしているときの安心したような顔!!!
ふにゃっとした声と表情で本当にかわいいんですよ!!
そんでもって明日が怖いといってた先輩が
明日は、どこへ行こうか――――
って言ってEDなんですよ!!
もうかわいくてかわいくて!!!
ケットシー・ねこ子
CV:茶谷やすら
繁華街で出会う、年下の女の子。主人公には「自分は夜の妖精」などと自己紹介するイタタっ娘。
異様にハイな少女で、独特のノリ、バイタリティを感じさせる。
薬を常用しているためハイになっている。
説明の通りにイタくて黄色い妖精さんです。
誰だかはじめはわからないんですが、行き倒れているところをたまたまご飯を上げたら懐かれてしまい、
そのあとはちょくちょくとご飯をねだられたり。
夜からしか出てこないようで普通の人には見えていない「妖精卿」を探すために、危ないお薬をつかっています。
だからやたらとテンションが高いんですね。立ち絵でのへそがとてもキュートです。
話が進んでいくと結構なお薬中毒者だったようですが、この薬を使ってた理由が
透明な自分に色をつけたい、個性を持ちたいってことで薬を使い始めたとか・・・
確かに薬を使ってないときのねこ子ちゃんはかなり地味ですからね。
主人公もそんなハイになってるねこ子ちゃんと一緒にいることで
自分に色や個性がつくんじゃないかと考えてたりとか
ねこ子ちゃんの気持ちも主人公の気持ち、なんかちょっとわかるわ!!って思いましたね。
それくらいのころってみんなそうだとおもうですよ!!
EPでは学校を自主退学したあと行方知れずになっていたねこ子ちゃんだったんですが
お薬を抜くために入院治療をしていたり、その後も主人公に会う資格がないかもなんて悩みながら
たまたまあった遊園地のアイディア募集にねこ子ちゃんのときに沸いてきたアイディアを送ってみると見事に大成功。
オープンセレモニーに主人公を呼んだりしちゃうわけですが
もうね!!
その前まではロリロリしていたねこ子ちゃんがもうお姉さんなわけですよ!!!
髪の少し伸びてますし、服装も大人っぽくなっているし
でもってねこ子ちゃんの時にはなかった恥じらいとかもあるしで
もうかわいいことかわいいこと!!
そのあとに二人で観覧車にのってお互いのことを話し合ってから
もう――――
加々見くんに会う資格、ありますか?
ってからの
ありがとう加々見くん・・・・・・ううん・・・・・・・
公平――――!
このときの夜景出での花火とか
頭の猫耳とか宏子ちゃんのなき笑い顔とか
最後の公平って言い方がねこ子ちゃんのまんまだったところとか
もうすごくいいんですよ!!!
そのあとに
妖精卿へ、ようこそ―――
って続くんですよ!?
二人で捜していた妖精卿なんですよ!!
こういうの!!大好きなんです!!
白木あえか (しらきあえか)
CV:柚木かなめ
途中から転入してきた主人公のクラスメイト。
クラス・デビューに見事に失敗して以来、一人っきりでいる。
少し離人症のケがあるのか、けっこうイジメられているのに、けろっとしている
・・・・キャラ説明になってねぇぇぇぇ!!
というわけでイジメの対象になってしまった女の子です。
白くてかわいいんですが、どこか周りとズレているせいで浮いてしまい
どこにいっても過去、何度もいじめを受けてきたらしいです。
ですが、本人は わたしのこと嫌いなら仕方ないよね、ごめんね 位のことしかか思っておらず、
またそれが お高くとまってんじゃねぇぞ といじめに火をそそぐと・・・・
主人公とは仲がいい・・というか
たまたま屋上の扉が開いているのを見つけた主人公が入ってみるとそこにいたのがあえかだったので
秘密を共有する仲、位でしかなかったようです。
でも、誰とも話ができていないあえかにとってはそれでも十分すぎる仲だったようで、
学校では唯一まともに話しを聞いてもらえる存在としてやや依存気味でした
メインの題材はもちろん「イジメ」です。
クラスの中心人物である南条京香から教科書を破られる、スタンガンを当てられるとか
もう見てつらいのなんの!!
いやまぁここら辺は序盤のほうだったんで少し辛いくらいですみましたが
主人公と付き合い始め、ついに主人公までイジメの対象になったときのあの空気!!
もう周りに味方があえかしかいないってあの空気!!!
そしてそれでもあえかが一緒にいてくれるという安心感!!
正直、ぽんさーはもう胃がきりきりしてて大変でした。
いつあえかがいなくなってしまうのか、殺されるんじゃないか、
何かを理由に引き離されてあえかからもいじめられるようになるんじゃないかと
ずっとヒヤヒヤギリギリしておりましたが!!
そんなことはぜんぜんありませんでした!!
むしろその主犯格にどうして関係ない主人公を巻き込むのかと殴りかかっていくあえかがもう男前で惚れてしまいました!!
そのあともイジメは続くわけですが、最後はもうアレですよ、
男を連れてきてあえかをレイプさせようとしたわけですが
そこはなんやかんやの主人公パワー(やせ我慢)で切り抜け、
こんな中途半端なままだともっとひどい復讐を考えてくるだろうからというわけで
主人公が南条京香を絞め殺そうとするシーンが来るわけです!!
そこで後ろから
だめだよ、公平くん
南条さんを殺すのは―――
わたしでないとダメだよ?
公平くんは、ずるい
どうして、一人で南条さんを殺しちゃうの?
わたしだって、この人を・・・・・・どんなにかそうしてやりたいだろうってずっと思ってたんだから
悪い。俺が考えなしだった
いいんだよ・・・・・・でも・・・・・・
わかってるよ・・・・・・じゃあ、一緒に、な?
うん!
っていってふたりで南条の首を絞めるこのくだり!!
あえかのこの うん! って声のうれしそうな感じ!!
今までの鬱憤がスゲーすっきりしました!!
もう読んでいたときはテンション上がりまくりで珍しく夜更かししてしまったくらいです!!
ここでのあえかの声がいつも通りなのに言っていることは過激でもうそのギャップに余計にまたもやほれ込んでしまいました!!
そしてぽんさー的に一番好きだったのが
2度目自殺をしようとしたあえかとのやりとりなんですが!
このやり取りの前に主人公がラリアットや腹を殴られたりと物理的に攻撃され入院。その間にあえかに南条が
「お前と付き合っているから公平が不幸になる、いじめられる。
全部お前がわるいんだ。公平と付き合うのをやめたらいじめるのをやめてあげる」
と持ちかけ、以前から「誰でもいいから一人でもわたしの話を聞いてくれる人がほしい」と思っていたあえかが
自分の自己満足のために大切な人がを不幸にしてしまっていいのか悩みまくった結果
自殺をしようとしてたのを見つけて止めたときの
わたし・・・・・その『好き』って気持ちが、とめられなくなってきちゃってる
そして、わたしが想ってるだけじゃ、たりない・・・・・・どうしよう、公平くん・・・・・・
わたしが好きでいるだけじゃ、たりない。
わたしが想っているだけだと、いつか公平くんが、いなくなっちゃうんじゃないか・・・・・・って
だから、そんなことにはならないように、わたしが公平くんを想うのとおんなじに、
公平くんにもわたしのことを想ってほしい――――
そう考えたとき、わたし、ぞっとした。
なんてわたし、自分勝手なんだろうって
そして、ちょっとだけ想像しちゃったの。
南条さんがいなくなった後で・・・・・・
あの人が公平くんのところに行って、同じ事を言うんだよ
『白木あえかとつきあうのをやめたら、あなたたちへのいやがらせ、全部やめてあげる』って
そして、もし、もし――――
公平くんが『うん』って言ったら―――
公平くんが、わたしから離れていっちゃうよ―――
たとえいやなこと、それでなくなっても、わたしは―――
わたしはもう一人だ―――
今度こそ、本当に一人―――
でもわたし一人なのに、公平くん今でもそこにいるの
わたしの手―――もう届かない。
何を言っても―――聞いてもらえない。
なにも―――なにもぉ――――っっっっ
そうなったら―――わたし、どうなるかわからない・・・・・・っ
公平くんのこと、好きって気持ちが、
同じ強さで―――別のものになる
わたしのこと、見てもらえないのなら、公平くんなんかいないほうがいい―――
いっそのこと、わたしの手で――――って
怖いよ、怖いようッッッ。
そんな風に考えちゃう自分が、いや――――だよいっっ
わたしと一緒にいるってことは、公平くんに迷惑かけるってこと
でも離れちゃっても、わたしはきっと公平くんに―――
どっちに転んでも、わたしはあなたのこと、まるごとほしいんだな・・・・・・って
でも・・・・・・きっとわたしが生きてる限り、この気持ちは止められないと想うの。
だからわたしは、わたしがァァ――――っっ
わたしが、いなくなっちゃうしかないって
ここでの声も普段の平坦な、淡々とした声から少しずつかわっていくところとか
この一歩間違えればヤンデレといわれてもおかしくない流れ!!
それだけ愛されてるとわかると、よりいっそうかわいく見えるってもんですよ!!
最終感想
はい、というわけでなんかそれぞれのキャラについて色々書こうとしたんですが
・・・・いまいち共感しきれない人とかもいましてね!!
それぞれ内容の長さに違いが出てきてしまいました・・・
ですが、それでも十分な面白さでした。
面白さ、というか、あーなんかそういう時期俺にもあった気がするーって共感のほうが強かったかもしれません。
あとほとんど触れませんでしたが、このゲームは
周りの大人がちゃんと大人してます!!
よくあるじゃないですか、子供みたいな大人がでてくるやつ!!
そういうのじゃなくて、お手本にしてみたいような大人が多かったんですって!!
コレはもう見てほしい!!
エロゲイこと椿さんの言葉とかも本当にいいんです!!
2009年に廉価版もでており、こっちはお求めやすいかかくになってますよ!!
背景は普通のヤツはまぁ普通です。
いつものちょっと違和感のある町並みとかもあるんですが
CGのほうの背景とか裏道の背景ですよ!!すごくいいのは!!
油絵みたいに上から塗って書いてあるような、なんともいえないこの感じ!!
手抜きっぽいところもあるんですが、
なんかそれが心をぐっと掴んでくる感じがしました!!
ぽんさーは特にねこ子ちゃんルートの一番最後の観覧車から見えている花火と町並みが好きでした
なんかもう涙が出そうになりましたね!!理由はまったくわかりませんが!!
特にやだなーって思ったところはなかったんですが、
主人公の両親の話とかがまったくでてこなかったのでこれは物語りにまったく関係ないってことでいいのかな!?
主人公は両親を事故で亡くしていて両親の親友夫婦に引き取られたらしいです。
ここの父親・母親がもうすごく大人なんですよ!!
あとロシア風の女性!!あの腕がっちんしてるロシア風の人!!
と、いうわけでなんか久しぶりにこんなに書いた気がします。
あえかルートのあのすっきり感は是非味わってほしいと思いました!!!
それではマタコンドー!!
白木あえか
普通 22枚
(そのうちエロが9枚)
南条を殴っているときの顔が本当にイケメンです!!
これはほれても仕方ない!!
桐宮弥津紀
普通 24枚
(そのうちエロが14枚)
さすがエロいお姉さん枠!!
赤いドレスの零れ落ちそうな胸がとてもセクシーです!!
ケットシー・ねこ子
普通 17枚
(そのうちエロが9枚)
ねこ子ちゃんの頃のハイテンションでかわいい子供らしさと、
再登場したときの大人っぽくなったあのギャップがすごくよかったです。
その他
普通 7枚
妹の綾と一緒になぜかお風呂に入ったときの水着姿がかわいすぎです。
義理の妹なのに攻略できないという謎の仕様です。
とても、不思議